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by小野進一 小野進一

事業会社勤務マーケティング職の仕事・年収・役立つ資格・メリットデメリット

事業会社勤務マーケティング職の仕事・年収・役立つ資格・メリットデメリット

マーケティングといえば、華やかな職種というイメージを抱いている人も多い、人気の職種です。しかし、実際の業務内容は多岐にわたるので、マーケティングに関心はあっても具体的な仕事内容や年収などに関してはよく分からない場合も多いでしょう。

特に人気のある事業会社のマーケティング職に将来就きたいと考えている人は、この仕事の実態を知りたいと考えているのではないでしょうか。

そこでこの記事では、事業会社におけるマーケティング職の特徴やメリット、収入などの情報を詳しく紹介します。

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そもそも事業会社とは何をしている企業なのか?

事業会社とは何をしている企業なのか?

事業会社とは、金融以外の事業を営んでいる会社のことです。営利目的で経済活動をおこなっている会社を指し、運輸業や工業、鉱業など、展開している事業の種類は多岐にわたるのが特徴です。

例えば、日本には車の製造をはじめ、電化製品や薬品などを生産する事業会社もあれば、インターネットサービスのようなサービスを提供している事業会社もあります。事業の種類は違っても、いずれの事業会社も何らかの商品を生産して販売する、あるいはサービスを提供するという意味では共通しています。

一般に、「会社」といえば事業会社を意味するケースが多いです。通常、事業会社の中には営業や経理、人事や総務などの部署が存在し、それらの部署の一つとしてマーケティング職が挙げられます。

事業会社におけるマーケティングの業務内容

事業会社におけるマーケティングの業務内容

ビジネスを営む上で、ほぼ全ての業種や会社においてマーケティングは非常に重要です。 マーケティングの具体的な業務内容は、会社によって異なります。

しかし、基本的に事業会社におけるマーケティング職は、事業会社が提供する商品やサービスをどうやって売っていくか、販売戦略や仕組みづくりを考えるのが主な仕事です。

したがって、売り上げ向上を目指すためにさまざまな調査や分析を行って、宣伝活動を積極的に展開することが業務の中心になります。

マーケティング職は、新たな商品およびサービスを開発する際、予め市場調査を実施するのが一般的です。情報収集が一段落すると、それらの情報を分析して消費者のニーズを洗い出し、新しい企画を練っていきます。

さらに、販売をはじめ集客や宣伝に関する戦略を具体的に考え出し、社内の各部門およびクライアントへ提案する仕事も担います。

また、公式サイトや各種SNS、広告などを適切に管理しながらリピーターの獲得に努めるなど、ブランドの認知度を広げる取り組みも欠かせません。

先程触れた通り、マーケティング担当者は企画された商品を市場へ送り出すだけでなく、宣伝活動や販売促進を効果的に実行するための業務がメインだからです。

同じマーケティング職でも、エージェンシーと呼ばれる広告代理店では業務内容が事業会社とは若干異なります。広告代理店のマーケティング職では、広告制作における基本戦略やメディアプランなどを提案していく業務がメインになります。

事業会社マーケティング職のメリット

事業会社マーケティング職のメリット

マーケティング職はさまざまなメリットがある仕事です。そのうちの一つが、自分自身が考えたアイデアが商品やサービスに採用される点です。事業会社におけるマーケティング職の場合、自分が立てた企画がそのまま商品に反映されるケースがあります

自分が携わってきた商品およびサービスが実際にリリースされたり、売上目標をクリアできたりすると、大きな達成感を味わえます。さらに、その商品やサービスがヒットした場合は社会からも高く評価されることになるので、仕事に対する喜びが倍増するでしょう。

また、マーケティングによって企業の売上に貢献できる点もメリットの一つです。

部門の垣根を超えてさまざまなスタッフと協力し合い、新商品を企画して販売するという目標に向かって、仲間と一丸になって取り組む一体感はやりがいにつながるはずです。

それに加えて、市場調査や消費者向けアンケートの分析などを通じて「人々が今何を求めているか」が見えてくるため、社会におけるトレンドを把握できる点もマーケティング職の魅力と言えるでしょう。

エージェンシー(広告代理店)の場合はさまざまな企業から依頼を受けるため、幅広いビジネスモデルを目にできるメリットがあります。

事業会社マーケティング職のデメリット

事業会社マーケティング職のデメリット

一方で、マーケティング職にはデメリットといえる側面もあります。もともと会社の売上に大きく結びつく職種であるため、高いスキルが求められる仕事。

斬新なアイデアが浮かんでこないときは、焦りが出てプレッシャーも大きくなりやすいでしょう。 また、一般的に業務が忙しくなる傾向があり、残業続きになる場合も多い職種です。

アイデアを考え出す作業に加えて、情報収集をこまめに行う必要があることから、オンとオフの切り替えが上手くいかないケースもあります。

さらに、企画の考案やデータ分析、他部門との連携や情報共有など、担うべき業務が幅広くなる点もデメリットになり得ます。

マーケティング職のデメリットは、事業会社もエージェンシーもほぼ同じです。

一般的なマーケティング職の給料は?

一般的なマーケティング職の給料は?

マーケティング職の給料に関しては、平均年収として期待できるのは520万円です。 20代の平均年収は430万円ですが、30代になると618万円まで上がります。

30代では男女に関わらず年収500万円以上を期待できるので、やりがいを感じられる仕事です。 さらに、管理職に就いた場合は年収1000万円以上になる場合も珍しくありません

外資系の広告代理店などにおけるマーケティング職は比較的年収が高めですが、外資系に就職する際はビジネスに通用する英語力が求められるケースが多いです。

ちなみに、MBAなどの資格を取っている人はデータ分析力を評価され、年収も高くなる可能性が大きいです。

マーケティング職で役立つ資格やスキル

マーケティング職で役立つ仕事やスキル

マーケティング職に就職するために、特別な資格は必要ありません。しかし、この仕事に就く人に役立つ資格はいくつか存在します。

マーケティング職に役立つものとして挙げられる資格の一つが「MBA(経営学修士)」です。これは、大学院で経営学の修士過程を修了した人に与えられる称号です。

MBAのカリキュラムでは経営におけるマーケティングを学ぶことができ、経営に必須となる知識やスキルを習得できます。この資格を取れば会社の面接や昇格の際にも有利で、MBA取得者の多くは経営幹部およびビジネスマネージャーなどに抜擢されています。

また、「マーケティング・ビジネス実務検定」は、マーケティングの実務における知識を総合的に判定する試験です。現代社会では、一部の業界や業種に限定されない、幅広いマーケティング知識が要求されます。

この実務検定試験に挑戦する過程で、マーケティング理論はもちろん、現場ですぐに役立つ包括的なマーケティングの知識や実務の事例などを学習できます。

他の資格としては、「統計士」や「ネットマーケティング検定」と呼ばれるものもあります。

また、これらの資格を取得していなくても、データの分析力や情報収集能力、コミュニケーション能力などがあれば、実際にマーケティング職に就いたときに役に立ちます。

事業会社のマーケティング職はやりがいのある仕事

事業会社のマーケティング職はやりがいのある仕事

事業会社のマーケティング職は、さまざまなスキルを必要とする仕事です。 会社の売上にも関わるので高いスキルが求められますが、同時に大きなやりがいもあります。

世の中のトレンドをゼロから作り上げていく面白さを味わえる仕事だからです。販売戦略に力を注がない事業会社はないため、マーケティング職への需要は今後も十分に見込めます

とりわけ、Web・デジタルマーケティングに関わる業務は増加傾向にあり、IT関連に知識が深い人は重宝されるでしょう

専門知識が要求される業界ではなおさら、未経験でも知識と技術を備えている人を歓迎する求人は少なくありません。営業職からの転身も可能ですし、アシスタント業務から始めてマーケティングの実績を徐々に積んでいくのも方法の一つです。

 

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小野進一

小野進一

この記事を監修した人 小野進一 株式会社ホールハート代表取締役CEO

大学卒業後、大手クレジット会社、日本最大手の企業信用調査会社を経て宣伝会議へ転職。同グループ内で人材紹介会社の創業社長、宣伝会議取締役を経て、2008年ホールハート創業。広告業界に強力な人脈を持ち、2万人以上の求職者支援の実績。これまでのキャリアを活かした他業界への転職支援実績も豊富。人材業界20年の大ベテランで、裏表のない人懐っこい性格からファンも多い。圧倒的な経験と情報量を裏打ちとした、「人」と「人」を繋げるマッチングが持ち味。一般社団法人マーケターキャリア理事を務めている。 受賞 第7回 日本ヘッドハンター大賞(2014年度) 広告 部門 MVP 第8回 日本ヘッドハンター大賞(2015年度) 広告 部門 MVP DODA Valuable Partner 2018 BEST CONSULTANT賞

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