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業界ナレッジ

by小野進一 小野進一

広告会社?事業会社?全然違うWebマーケターの気になる年収

Webマーケターと聞いてどのような仕事をイメージするでしょうか。広告の費用が少ないと、商品の売り上げが伸びないという関係はもう過去の出来事。

なんとなく、ECに関連した仕事であることは分かっていても、具体的な中身についてはイメージが掴み難いかも知れません。

Web関連の仕事に就いていて、既にある程度の知識を持っている方であれば、SEO対策やアクセス解析のスキルを活かせる仕事であると考えるでしょう。

結論としては、それも間違いではありません。商売を成功させるためには、広告手段は重要です。

もちろん、高額な費用をかけていても売れるとか限りませんし、場合によっては採算が取れないこともあり得ます。

何より予算が厳しい事業者にとっては、広告に要する費用が賄えないがために、商品の売り上げが伸びないということもあるでしょう。しかしそれは、もう過去の出来事でしかありません。

スキルさえあれば成功?!

以前は大企業の独り勝ちであったマーケティングも、インターネットが普及してからは、工夫次第で大きな広告効果を得ることも難しくなくなりました。

他のどんな広告媒体よりも低コストに抑えられ、尚且つ不特定多数をターゲットにした宣伝効果が得られるWebマーケティングでは、スキルさえあれば成功する道が開けたのです。

そんな実力主義の世界で活躍できる存在が、webマーケターです。この仕事には、PCスキルはもちろん、高い創造性や情報収集の正確さ、素早い判断力といった総合的な能力が要求されます。

しかしながら、要となる知識はやはりWebやPC関連となります。

デザインツールを使いこなすことで、思い描いたデザインをすぐにアウトプットする力があれば、Webマーケティングで即効果を発揮することも可能です。

完全実力主義である分、一部の大企業以外は学歴を不問とする求人も多くあるため、能力を活かしてすぐに稼ぎたいという人にも打ってつけの職業であると言えます。

もしも、クリエイティブな仕事に憧れていて、Webデザイナーを目指している、或いは既にその経験を積んでいるのであれば、Webマーケターへとキャリアアップすることも可能です。

もちろん、事務の仕事で培ってきた企画力やPCスキルを活かして転職することもできます。

webマーケーターの年収はポジションによって様々

さて、気になる年収についてですが、webマーケターは活躍の場が多岐にわたるため、就職先や取扱案件の種類、クライアントによって大きく異なることを最初にお断りしておきます。

その上で、ポジションごとの収入についてまとめていきます。

【広告代理店の場合】

まず、広告代理店の場合、新卒や未経験者で300万円から350万円の間とされています。一般的な事務職と近い収入と言えるでしょう。
もちろん、経験を積むことで昇給することは可能です。中堅層になると400万円から450万円、更にリーダーにまで昇格すると500万円前後、マネジャーまで行けば600万円ほど稼げるとされています。

【WEBコンサル会社の場合】

Web関連の仕事経験のある方で、SEO対策が得意な方であれば、WEBコンサル会社への就職も可能でしょう。こちらは新卒で400万円から450万円、中堅層になると500万円前後、リーダーで600万円前後です。最上級のマネジャーまで行けば700万円ほど稼げます。比較的高収入である点は、営業力が問われるWebの世界ならではと言えるでしょう。

【事業会社の場合】

最後は、事業会社です。こちらもWebディレクターなどの関連職からの転職の多い現場です。実力によって報酬に開きが生じるため、WEBマーケターの腕次第では高年収を稼ぐ機会が得られます。大手企業の場合、新卒や新入社員で500万円、中堅層で600万円から700万円です。リーダーへの昇格で800万円前後、マネジャーまで行くと1000万円ほど稼げるとされています。
中堅企業との年収にもさほど開きがありません(多くて100万円前後の差)。経験を生かした転職を考えている人であれば、実力次第で稼げるチャンスでもあります。

では、低利益率の企業の年収はどうでしょうか。こちらは少々開きがあって、新卒などの低グレード層である場合は300万円から350万円、中堅クラスでも400万円から450万円です。

リーダーまで行ってようやく500万円前後、最上級のマネジャーでも600万円程度とされており、広告代理店と近い年収であると言えます。

高いスキルを有する方で事業会社を目指す場合は、なるべく大企業を目指すと良いでしょう。WEBマーケターはどこの企業も必要としています。広告代理店に限らず、Webを駆使した宣伝活動はどのような業種であってもおこなっているからです。若いうちからキャリアアップを目指し、日々スキルを磨いていけば、30代には700万円を超える年収を得ることも夢ではないでしょう。

そのためにも、Webやデザイン、情報分析力といった幅広い知識を身に付け、すぐに実践で活かせる能力へと磨き上げて行く努力を怠らないようにしましょう。

特にWebデザインで稼ぐことが難しくなってきた人には大きなチャンスであると言えます。常にトレンドを意識した、戦略的なスキルアップを図ってください。

 

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小野進一

小野進一

この記事を監修した人 小野進一 株式会社ホールハート代表取締役CEO

大学卒業後、大手クレジット会社、日本最大手の企業信用調査会社を経て宣伝会議へ転職。同グループ内で人材紹介会社の創業社長、宣伝会議取締役を経て、2008年ホールハート創業。広告業界に強力な人脈を持ち、2万人以上の求職者支援の実績。これまでのキャリアを活かした他業界への転職支援実績も豊富。人材業界20年の大ベテランで、裏表のない人懐っこい性格からファンも多い。圧倒的な経験と情報量を裏打ちとした、「人」と「人」を繋げるマッチングが持ち味。一般社団法人マーケターキャリア理事を務めている。 受賞 第7回 日本ヘッドハンター大賞(2014年度) 広告 部門 MVP 第8回 日本ヘッドハンター大賞(2015年度) 広告 部門 MVP DODA Valuable Partner 2018 BEST CONSULTANT賞

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