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転職ノウハウ

by飯田賢平 飯田賢平

ベンチャー企業への転職で起こり得る4つのリスクとは?安心な企業を見極めるポイント

ベンチャー企業といえば、自由な社風、実力主義、やりたい事に挑戦出来るといったイメージがあります。

特に若い世代は、自分もこの中の一員になって成長していきたいと転職を検討する人も少なくありません。

しかし実際に転職してみると、「こんなはずではなかった」と感じる人がいるのも現実です。ベンチャー企業への転職ではどのようなリスクが考えられるのでしょうか?

本記事ではそのリスクと、安心な企業を見極めるポイントを解説します。

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リスク(1)思い描いていた働き方との相違

リスク(1)思い描いていた働き方との相違

前職で「経営陣の古い考え方に賛同出来なかった」「無駄な仕事が多かった」と意気揚々とベンチャー企業へ転職した場合、これまでとは大幅に働き方が変わると期待しているかもしれません。

しかし会社によって社風や方針は異なり、必ずしも自分が思い描いていた通りに働けるとは限らないのです。

マニュアルがなくゼロから作り出す

例えば、まだ起業したばかりの新しい会社はマニュアルなどが全く無い状態です。全てがゼロからのスタートで、手探りで作り出していかなければいけません。

時に社員同士で意見がぶつかる事もあり、その解決に多くの時間を割くこともあるでしょう。

決められたマニュアルさえあればスムーズに進行する事でも、一つひとつ時間がかかってしまい、思ったより勤務時間が長引く可能性もあるのです。

人事制度や労務制度が未整備

特に不満が強くなるのが、人事制度や労務制度が未整備になっている事です。

自分が働いた分だけしっかり対価が支払われるのは当然と思いきや、勤怠管理や有休制度が整備されていなければ曖昧になってしまいます。

もちろん出社時間や退勤時間は決まっていますが、急成長企業であれば残業している社員も多くなります

残業代が時間通りに支払われなかったり、サービス残業は当たり前といった方針であれば、社員の不満が募るのも当然です。

また頑張って成果を上げたにもかかわらず、明確な評価制度が定まっていなければ、本当にきちんと評価されているのだろうかと会社に対して不信感を感じるかもしれません。  

リスク(2)倒産リスクが高い

リスク(2)倒産リスクが高い

ベンチャー企業の成長段階

ベンチャー企業は4つの段階を経て成長していきます。まず第1段階がシードと呼ばれ、事業を立ち上げる準備期間です。

そして企業を立ち上げてから軌道に乗るまでの時期がアーリー、企業やサービス自体が広く知られるようになる第3段階がミドル、既存事業を拡大しつつ新規事業を展開するなど社会的信用も確立される頃がレイターとなります。

もし転職を考える場合は、企業がどの段階にいるのかを見極める必要がありますが、ベンチャー企業ならどんな状態でも良いと安易に考えると、入社してすぐに会社が潰れるといった憂き目に遭う可能性があります。

ベンチャー企業の生存率は?

ちなみにベンチャー企業が一番不安定なのはアーリーの段階です。運転資金や設備投資など多くの資金が必要になり、資金不足で倒産になるケースが多いのです。

もちろん先行きが不透明であっても、今後は売上が伸びていく企業と目利き出来るのであれば良いですが、よほど知識がある人でなければ正確な判断も難しくなります。

またアーリーの段階を乗り切ったからといってずっと安泰という訳でもありません。

新しく立ち上げられたベンチャー企業の企業生存率は1年で40%、10年後は5%程度まで下がるとも言われており、入社当初は良い思いをしていても数年後には倒産して、再就職を考えなければいけない状況に陥っているかもしれないのです。  

リスク(3)希望していた仕事が出来ない

リスク(3)希望していた仕事が出来ない

本来の仕事ではない業務に携わる可能性

憧れのベンチャー企業へ転職が決まった時は、「この会社で成長していきたい」と希望を持っているものです。

しかし入社してみると、自分が想像していた環境とは全く違い、思い通りに仕事が出来ない事もあります。

例えばまだまだ発展途上段階の会社では、システムリソース不足や業務フローの未整備などから、本来の仕事ではない業務に携わらなければいけません。

時間の経過と共に必要な人材が配置され、会社全体が整備されていけば良いですが、いつまでも便利屋扱いされ、メインの業務に取り掛かる時間がほとんど無ければ、何のために転職したかわかりません。

経営者の影響が大きい

またベンチャー企業は良くも悪くも経営者の影響が大きくなります

社員との距離が近く何でも話せそうな雰囲気の社長と思っていても、一緒に仕事をしてみると印象が違ったと感じるのも良くある事です。

大企業であれば社長との間に課長や部長などクッションとなる存在がおり、何かしら不満があった時は公平に判断し、時に自分に代わって社長に意見を出してくれる事もあります。

しかし社長との距離が近い場合は、自分で直接意見をしていかなければいけません。 そして考え方が合わなければ、働き辛い状況に陥ってしまう恐れもあります。

組織である以上、自分の好き勝手にする事も出来ず、当初思い描いていたのと全く違う状況に思い悩むようになります。  

リスク(4)給料が思ったより上がらない

リスク(4)給料が思ったより上がらない

ベンチャー企業は実力主義

成長期の企業であれば、年収アップを期待するのも当然です。 例えば小さい企業から始まり、そこから上場まで成功すれば多額の利益も生まれ、それが社員の年収アップにも繋がります。

ただこれはごく一部の例で、ベンチャー企業へ転職して給料が上がるとは、必ずしも確約されていないのです。 そもそも資金繰りが厳しい時期なら、毎月給料が支払われるのもギリギリの状態です。

つまり期待していたボーナスも出ない可能性もあります。またベンチャー企業は年功序列ではなく実力主義です。

実力主義なら自分が頑張れば頑張るほど評価されるのですが、一方でそれ相応の結果が出なければ減給や解雇といった厳しい現実を突きつけられます。

実力が発揮できなければリストラされるリスクも

実力主義が合わないのは、常に前職と比べてしまうタイプの人です。前職が大企業であれば、入社した際には研修や手厚いフォローが受けられます。

しかしベンチャー企業は入社してきた社員に対して一つひとつ丁寧に教えるような事はありません。

周りの状況を見ながら、自ら仕事を作り出していかなければならないのですが、誰からも指示されていないからと仕事を与えられるのを待っているようであれば戦力としてみなされません。

自分のやるべき事もやらず、新しい環境にも適応できないと、周りとの温度差が出て職場にも居づらくなってしまいます。

転職して年収をアップさせるどころか、以前より著しく減る、また実力が発揮できなければリストラされるというリスクがあるのも覚えておかなければいけません。  

リスクが高い企業と安心な企業の見極めポイント

リスクが高い企業と安心な企業の見極めポイント

ひとくちにベンチャー企業といっても、その社風や経営方針など会社によって様々です。入社した当初から倒産の危機が迫っている企業がある一方、順調に業績を伸ばしていく企業もあります。

転職が成功するか失敗するかは、自分の気持や働く姿勢も大切ですが、リスクが高い企業を避けて安全安心な会社を探す事がポイントなのです。

ポイント1「ミドルステージまで到達している企業を選ぶ」

リスクが高い企業の見極め方ですが、まず起業して1年未満の会社は、自転車操業で給与の未払いや遅滞も覚悟する必要があります。

また全ての面でまだ整備されていない状態なので、庶務や雑務の仕事も回ってきます。

もしスキルアップを目指して転職を決意したのなら、余計な事に気を取られ、結局前の方が良かったと本末転倒にもなりかねません。

そういった事から気持ち良く働くには、ミドルステージまで到達している企業が安泰です。

ある一定の売り上げがあり、収益が黒字になっているなら倒産リスクは減り、落ち着いてメインの仕事に取り組む事も出来るのです。

ポイント2「募集条件をしっかり見極める」

また条件に惑わされない事も大切です。求人をチェックしている時にどうしても気になるのが給与面です。

同じような企業と比べても、圧倒的に給料が高いと魅力的に感じられますが、実はただ単に労働時間が長いだけで、残業代も含めた額が記載されている可能性もあるのです。

さらに頻繁に見かける求人票、大量採用というのも人が定着しない証拠になります。

定着率が悪い理由は社長のワンマン経営や過酷な労働条件など色々と理由が考えられますが、いずれにしても働きにくい会社である事は間違いありません。

ポイント3「社員の雰囲気をチェックする」

そして会社見学に参加した時や面接を受けにいった時に、さりげなく社員の雰囲気もチェックしておきます。 目標に向かって社員が一致団結している会社なら、表情も明るく活気が溢れています。

しかし社員の表情が暗かったり、まともに挨拶も返ってこないような状況だと、社内の雰囲気や経営状態があまり上手くいってないと推測されます。

身近な所に魅力的に感じる人や尊敬できる人がいなければ、働いていても楽しくありません。

特に少数精鋭の会社は社員同士の絆や繋がりも深くなるので、力を合わせて一緒に働いていけるのかも会社を見極める条件となります。  

ベンチャー企業への転職は慎重に

ベンチャー企業への転職は慎重に

何かとリスクの高いベンチャー企業への転職ですが、転職して良かったと感じている人もたくさんいます。

転職が失敗とならないために、まずは自由な社風の中で自主的に働いていけるのかを冷静になって判断する必要があります。

そして転職先もイメージだけで安易に決めず、経営状態や労働条件など徹底的に情報を収集し、入社した後に感じるギャップの少ない企業を選ぶ事が大切です。

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飯田賢平

飯田賢平

この記事を監修した人 飯田賢平 取締役COO/Exective consultant

理系の大学卒業後、電機メーカーから宣伝会議グループに営業職として転職。2008年に代表の小野とホールハート創業。広告・PR・ベンチャーなど幅広く企業の採用に携わる。特にベンチャー・スタートアップとの経営陣とのネットワークを持つ。キャリアに関する「アニキ」のような存在になり、転職後も飲みに行くような関係になること多数。1982年生まれ。

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