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byプロテンMZ編集部 プロテンMZ編集部

《2018年版》東証マザーズ売上高ランキング

東京証券取引所が1999年に創設した新興市場である東証マザーズ。

そこにある企業は当然新興企業がメインになりますが、ジャスダックと違いマザーズの企業は東証一部や二部を目指している企業ということでほぼ間違いありません。

市場順位としては東証一部及び二部に続いてジャスダック(スタンダード)、そしてマザーズ、最後にジャスダック(グロス)という順位になります。

つまり、成長意欲のある新興企業という位置づけでほぼ間違っていません。

この記事では、東証マザーズの売上高ランキングごとに企業を年収な情報などをまじえて紹介しつつ、マザーズランキングの傾向についても解説します。  

東証マザーズ売上高ランキング

出典:Ullet(ユーレット)

ランキング企業の詳細

それではランキング企業の詳細を見ていきましょう。  

1位 ミクシィ

売上高:2071億円 純利益:598億円 営業CF:421億円 総資産:1769億円 平均年収:694万円  

言わずと知れたネット草創期を支えたSNSの大手、ミクシィ。

一時期はネットユーザーでミクシィに登録していない物を探すのが困難なほど隆盛を極めたSNSでしたが、今ではSNSとしての価値はそんなに高くありません。

しかし、現在ミクシィ―はネットゲーム会社として復活。スマホゲーム「モンスターストライク(モンスト)」の大ヒットで、売り上げを順調に伸ばしています。  

2位 エナリス

売上高:534億円 純利益:9億円 営業CF:5億円 総資産:258億円 平均年収:612万円 

電気エネルギー関連企業のエナリス。 2014年に不適切な会計処理で社長が引責した際、かなりのダメージを受けましたが、2016年にKDDIの資本提供の元現在再興をはかっている企業です。

現在KDDIはエナリスの30%の株を持つ筆頭株主となっています。 インフラ系の企業としてKDDIとの関係性は注目が高く、現社長小林氏もKDDIの出身と、注目のエネルギーベンチャーとなっています。  

3位 トライステージ

売上高:473億円 純利益:7億円 営業CF:8億円 総資産:166億円 平均年収694万円  

日本で初めてのダイレクトマーケティング企業、トライステージ。

テレビをはじめとした通信販売などのマーケティング支援を中心に行っている会社で、媒体選択や販促企画、コールセンター斡旋等のソリューション業務を行っています。

2016年にはシンガポール最大手の通販企業JMLシンガポールを買収するなどの動きを見せています。  

4位 アドウェイズ

売上高:423億円 純利益:-4億円 営業CF:-5400万円 総資産:183億円 平均年収:526万円  

ネットアフィリエイト広告大手、アドウェイズ。 2018年5月に定款を一部変更、仮想通貨関連の事業目的を追加するなど、現在注目を浴びている企業の一つです。

また、同年同月サムスン電子とグローバル提携を結ぶことで「Galaxy」端末ユーザー向け(韓国内限定)に提供しているランチャーアプリ「ゲームランチャー」において「予約トップ10」の提供を開始すると発表。

活発な動きを見せています。  

5位 サマンサタバサジャパンリミテッド

売上高:354億円 純利益:-4億円 営業CF:22億円 総資産:217億円】 平均年収:312万円

大人気ブランドバックで有名な、サマンサタバサジャパンリミテッド。 販売の落ち込みや出荷遅延などで経営的に苦境に立たされ、決して好調とは言えない現状ですが、知名度的にはかなり高いのは変わりません。

人件費の抑制やリブランディングに伴う先行投資などの事業再建の方針がどう出るかで今後が変わってくるでしょう。アパレル業界の競争激化を象徴する、不安定な現状です。  

6位 インタースペース

売上高:277億円 純利益:8億円 営業CF:11億円 総資産:88億円 平均年収:511万円

インターネット広告業のインタースペース。 やはりこの業種の堅調ぶりを象徴するように最近は増収増益を続けている元気のよい会社です。

コスメ、サプリメント広告の一部規制によって、主力のアクセストレードが一時不調に陥ったものの、そこからも難なく復調を見せ、この分野の需要の高さを証明しました。

連結子会社となった4MEEEとのシナジーも期待され、目の離せない企業となっています。

7位 オイシックスドット大地

売上高:230億円 純利益:5億円 営業CF:6億円 総資産:150億円 平均年収:530万円  

先日「オイシックス・ラ・大地」に名称変更していますが、決算時の名称で表記。

食料品宅配という分野において急成長を続けるこの企業は、現在連結子会社であるらでぃっしゅぼーやとの統合を2018年10月に予定、さらなる発展が見込める企業です。

今後も食材とレシピが一緒になったミールキットなどの販売で、さらなる発展を目指しています。  

8位 旅工房

売上高:255億円 純利益:1億円 営業CF:-1億円 総資産:28億円 平均年収:416万円  

新興の旅行代理店である旅工房。 第一種旅行業のアドベンチャーとの業務提携のうわさや、インドネシアの旅行会社パーム・マス・デワタ・ツアー&トラベルの株式を取得し、子会社化すると発表するなど、経営規模拡大に余念がない。 特に海外旅行業者との提携は、今後の海外事業に与える影響は大きく、インドネシアにおける需要拡大は不可避の見通しです。  

9位 ストリーム

売上高:224億円 純利益:1600万円 営業CF:3億円 総資産:52億円 平均年収:584万円  

インターネット通販会社のストリーム。 Google社から世界の有料ネットショップに日本で初めて選ばれた5社に入るなど、インターネット通販業界で目覚ましい進歩を遂げている会社です。

また、今後大きな需要が望める中国のオンラインゲーム市場にも触手を伸ばして、ネット関連事業においての拡大を目指しています。  

10位 ティーケーピー

売上高:219億円 純利益:13億円 営業CF:10億円 総資産:241億 平均年収:343万円  

大塚家具との資本提携で注目を浴びた貸会議室などのTKP。

大塚家具は、骨肉のお家騒動の影響で業績は右肩下がりで苦しい中このTKPとの業務提携で起死回生を図り、TKPはインテリア企業との手系で本業の質の向上を狙っています。

社長いわくベンチャーではなくスーパーベンチャーと豪語するTKP。ホテルや飲食事業も好調で、堅調な動きを見せています。  

マザーズランキングの傾向

では、今回見てきたマザーズランキングの傾向を見ていきましょう。

ITベンチャー堅調

やはりベンチャーのマザーズだけあってITベンチャーの台頭が目につきます。

ミクシーをITベンチャーといっていいかどうかは賛否別れるところですが、少なくともゲーム部門で持っていることを考えれば、スマホゲーム業界のベンチャーといえなくもありません。

ランキングに連なる名前を見ても半数がIT系、もしくはITの活用割合の高い会社となっていて、もはやIT系であることがマザーズ上位の条件となりつつある感は否めません。

ネット広告業界に注目

なかでも、インタースペースやアドウェイズなどネット広告業界の堅調ぶりには注目です。

2017年月には、同じくインターネット広告業界のGENIEEが上場されるなど、この業界の需要の高さからからくる注目度は計り知れません。

特にインターネット広告業はベンチャーとしての敷居も低く、立ち上げ資本も少なくて済みます。今後、様々な形でこの業界の動向が注目されていくことは間違いないでしょう。  

株価堅調ならマザーズ株に期待大

日本の株価の堅調ぶりは、アベノミクス以降安定基調に入っているといっていいのですが、そうなると大型株の割高感はどうしても否めなくなります。 そんな中、注目を浴びるのがマザーズ株。

既存の安定感より高い成長性を見込んだマザーズ有望株に注目が集まるのは必至で、今後マザーズの成長株に対する注目はどんどんと高まっていくと考えられます。

ただ、政権不安や北朝鮮問題で株価の反発にも要注意。と、言いたいところですが、もし反発が起こったとしても、成長力の高いマザーズ株の人気はそうそうは衰えないと考えられ、今どちらに転んでもねらい目状態です。

となれば、マザーズのIT系はかなりのねらい目。

インターネット広告業界や、クラウドソーシング関連、また、ネットを中心に営業している業態など、今後の株価とともに企業の発展も注目です。

ベンチャー系の株価は一度上がり始めると続伸することが多いのは有名ですが、2018年5月現在、彩や停滞気味の株価全体をマザーズベンチャー株が押し上げる可能性もあります。

もちろん株価が上がるということは、その業界にも活気が出るということです。

今後、転職やパラレルワーク副業を考える時に、マザーズでの注目企業を抑えておくことは必須で、何も投資だけではなく、キャリア形成においても注目が必要です。

そういった点では、ITベンチャー系特にネット広告系の企業には、自らの働き方を考えようとしている人も含めて、これからも注目していく必要があるでしょう。  

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