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キャリアのお悩み

by飯田賢平 飯田賢平

35歳、ワーキングマザーのキャリアアップは可能?

プロの転職にお寄せいただいたキャリアに関する悩みや不安に、コンサルタントが歯に衣着せずお答えするシリーズ企画。

今回は「35歳のワーキングママだけど、キャリアアップしたい」という方からのご相談です。プロの転職コンサルタントの飯田がお答えします。

それではさっそく、お悩みからご紹介しましょう。  

今回のお悩み

新領域にチャレンジしたい。でも2歳の子の母。希望の職種で時短勤務、両方を叶えるのは難しいですか?

(Bさん・35歳女性・大手出版社編集職)

出版社で10年以上、雑誌編集者として働いています。仕事自体はやりがいがあるのですが、紙媒体が縮小傾向にある今、Web編集の知識がないことに不安を覚えるようになりました。

今の会社ではWeb系の経験は積めないので転職したいと考えているのですが、問題は私が「2歳の子供のママで、時短勤務である」ということ。

いくつか転職サイトや人材紹介会社経由で面接を受けましたが、「時短勤務からスタートするのであれば正社員ではなく契約社員」と言われてしまい、断念しました。

ワーキングママの正社員への転職は、やはり難しいのでしょうか?  

この記事の解説者:飯田賢平(エグゼクティブコンサルタント/株式会社ホールハートCOO)

飯田賢平バストアップ写真

【プロフィール】

飯田賢平 取締役COO/Exective consultant

理系の大学卒業後、電機メーカーから宣伝会議グループに営業職として転職。2008年に代表の小野とホールハート創業。広告・PR・ベンチャーなど幅広く企業の採用に携わる。特にベンチャー・スタートアップとの経営陣とのネットワークを持つ。キャリアに関する「アニキ」のような存在になり、転職後も飲みに行くような関係になること多数。1982年生まれ。

今すぐ転職するのはお勧めできない。しばらくは現在の職場で頑張るべき

今転職するのは、得策とは思えません。最大の理由は、お子さんの存在です。住んでいる地区の行政によっては、正社員でないと認可保育園に入れないところもあるようです。

私も調べてみて初めて知ったのですが、現在、Bさんがお住まいの地区は待機児童も多い激戦区です。

契約社員に変わったら保育の実施基準指数が下がり、預けるのが難しくなる恐れもあります。無認可保育園は、認可保育園に比べて料金が高い傾向にあります。

一方で、正社員から契約社員に変われば、現在よりも年収が下がることになるでしょう。そこまでして、新しいキャリアを追うかどうかをもう一度考える必要がありますね。

人によっては、やりたい仕事を求めて転居を選ぶケースもあるようですが、「生活環境を変える」「職場を変えキャリアチェンジする」を同時に行うのは無理があります。

体力的にも精神的にも、負担が大きいでしょう。  

Bさんの現在の勤務先は、働く女性をサポートする制度が充実している印象を受けます。給与水準も、業界内でも高いと思います。

さらに時短勤務を叶え、お子さんを保育園に預けることもできているのですから、「動くのは今ではない」と私は思います。  

転職活動は子供の手が離れてからでも間に合う。それまでにWebの知識を

どうしても転職したいならば、お子さんが小学校に入学するまでは今の環境で頑張り、4年後、お子様が小学校に入学したら転職活動を始めてはいかがでしょうか? 

4年の間にWeb編集について独学するなど、準備を進めておきましょう。紙媒体に強い出版社であっても、Web系の業務がいつまでもゼロということはないはずです。

関連する業務に積極的に手を挙げて、少しでも経験を積みましょう。本気であれば、Web展開についての戦略を企画して、経営陣に進言してもいいかもしれません。

4年も後だと年齢が高くなり、転職しにくくなるのでは…という不安があるのかもしれませんが、編集職のような「専門職」は転職時に年齢がネックになりにくいのが特徴です。

Web編集では、紙媒体の編集スキルが活かせる場面が多く、豊富な経験が高く買われる可能性は高いでしょう。ぜひ4年後、改めて相談に来てほしいですね。

いかがでしたか?実は、プロの転職には、手に職のある30代女性からのご相談も多いのですが、Bさんのように安易に飛びださない方がいいケースも多く見受けられます。

一方で、女性の転職成功事例もたくさんあります。

もし、転職するべきか、それとも今の職場で頑張るべきかを迷ったときは、ひとつの解決方法としてキャリアコンサルタントに相談してみるのも良いかもしれません。  

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飯田賢平

飯田賢平

この記事を監修した人 飯田賢平 取締役COO/Exective consultant

理系の大学卒業後、電機メーカーから宣伝会議グループに営業職として転職。2008年に代表の小野とホールハート創業。広告・PR・ベンチャーなど幅広く企業の採用に携わる。特にベンチャー・スタートアップとの経営陣とのネットワークを持つ。キャリアに関する「アニキ」のような存在になり、転職後も飲みに行くような関係になること多数。1982年生まれ。

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