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転職ノウハウ

by小野進一 小野進一

第二新卒の転職バイブル!事前準備~内定まですべてがわかるまとめ

若手社会人の皆様、「第二新卒で転職したい…」と考えたことはありませんか?確かに第二新卒は転職に有利な年齢です。

しかし、若いから確実に希望の企業に入れるというわけではありません。

理想の企業に転職を成功させるには、事前に多くの情報を入手する必要があります。

この記事でご紹介する内容は、第二新卒の転職に関する情報を網羅しています。

転職の虎の巻といってもいいような幅広い情報をまとめました。

転職活動を進めるうえでぜひ参考にしてください。

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第二新卒とは?

第二新卒とは?

始めに第二新卒の定義をおさらいしておきましょう。

学校を卒業して入社後1~3年以内に離職し、再度転職活動をおこなっている人を指します。

一般的に年齢は23~25歳と考えられていて、ただ若いだけでなく一定のビジネスマナーも備えているため、企業からは人気があります。

 

これを踏まえて選考の際は学生時代の話よりも前職で培ったスキルや経験をアピールしたほうが有です。

転職先で長く勤められるよう、自分の本当にやりたいことや将来像を明確にしたうえで選考に臨みましょう。

第二新卒の転職はいつがいいの?

第二新卒の転職はいつがいいの?

第二新卒での転職をするならどの時期を狙うのがよいのでしょうか?

企業の都合で見ると年度の切り替わりタイミングで求人が多いため、4月もしくは10月入社の求人に応募するのがおすすめです。

10月は下半期に入るタイミングで新たにプロジェクトがはじまる時期でもあるため、求人数が増加します。

そのためには、逆算して3ヵ月〜6ヵ月前には転職活動を開始しましょう。

第二新卒の転職ベストタイミングをもっと詳しく知りたい方はコチラ

転職活動って具体的にはどんなことをするの?

転職活動って具体的にはどんなことをするの?

転職活動は、基本的に以下の流れで進みます。

  • 自己分析
  • 業界・企業研究
  • 応募書類作成
  • 求人応募
  • 書類選考
  • 面接
  • 内定

大まかな説明をすると、「自己分析」は自分の強みややりたいことを明確にする作業です。

自己分析がきちんとできているかどうかで転職成功率は大きく変わってくるため、転職活動で最も重要なパートだといえるでしょう。

「業界・企業研究」とは、志望する業界や企業における以下の点などをリサーチする作業です。

  • 求められる能力、人物像
  • 社風、企業理念

自分の能力や強みを最大限発揮できる業界や企業を選びましょう。「応募書類作成」は、企業にエントリーする際に必要となる履歴書や職務経歴書を作成することです。

面接や応募書類で重要なのは「自己PR」。

第二新卒の自己PRで心がけたほうが良いのは、前職での経験を絡めて伝えることです。 

前項でもお話したように第二新卒が新卒に比べて優れているのは社会人経験がある点です。

そのため、前職でのエピソードを根拠に自分の強みを語ったほうが説得力が出るでしょう

前職で心掛けたことや何らかの成果があれば積極的に使いましょう。

応募書類が完成したら、いよいよ求人に応募します。

そして無事、書類選考を通過したら面接に臨むことになるのです。

面接で必ず聞かれるのは「転職理由」。 

転職理由を伝える際の一番の注意点は、ネガティブな理由を述べないことです。

 実際には

  • 人間関係に問題があった
  • 残業が多すぎた
  • 希望の業務をやらせてもらえなかった

などネガティブな理由があるかもしれません。

しかし、それを面接で企業にそのまま伝えると非常に悪印象を与えてしまいます。

ネガティブな転職理由は、ポジティブな内容への変換を心がけましょう

スキルアップや自身の強みをより生かしたいなどの理由がよいでしょう。

そして面接本番では、若者らしく元気よくハキハキと話してください。

企業は、第二新卒にフレッシュさを期待しているため、元気があるだけで好印象を与えられます。

▶ 第二新卒のベストな転職理由とは?もっと詳しく知りたい方はコチラ

第二新卒のおすすめ企業

第二新卒のおすすめ企業

第二新卒でおすすめ企業を選ぶ基準には、以下のような点があります。

  • 人材育成制度が整っているのかどうか
  • 若手が活躍できる社風があるか
  • 企業が提供する商品やサービスに魅力が感じられるか
  • BtoB企業が狙い目
  • オフィス以外の設備もチェック
  • みなし残業制度を導入している会社は危険
  • 3年後離職率はどれくらいか
  • 有給取得数平均
  • 長時間残業があるのか

確認事項が多いと感じたかもしれませんが、転職会議Openworkなど企業の口コミサイトを利用すれば、退職者や従業員からの多くのリアルな声が確認できます。

求人情報からはわからない細かい情報も手に入るのでこれらのサイトを効果的に利用しましょう。

また、第二新卒におすすめの業界はITとコンサルです

どちらも成長産業でこれからの未来を担う若い人材を欲しています。

人手不足な会社も多く、第二新卒が採用されやすい業界だといえます。

第二新卒が優良企業に転職したいならここをチェック!おすすめ企業はコチラ

 

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大手とベンチャーどっちがいいの?

大手とベンチャーどっちがいいの?

大手とベンチャー、どちらが第二新卒に適しているのでしょうか。

答えはその人の求めるものにもよるため一概には言えません。

大手企業のメリットは、福利厚生が充実していたり年収が高かったりする点です。

その反面、社員数が多く組織が複雑という特徴もあり、人間関係に気を遣ったり年功序列が強かったりすることがあります。

一方、ベンチャー企業は若手のうちから裁量をもって働きやすいですが、激務の会社が多いのがデメリットに挙げられるでしょう。

福利厚生も大手企業と比べると手薄な傾向があります。

また、第二新卒は新卒に比べて学歴要件が緩くなるため、新卒採用時に落とされた企業に再チャレンジすることも可能です。

しかし、人によって向き不向きがあるため、大手とベンチャーどちらが自分に適しているのか、自己分析や企業研究を通してしっかり見極めましょう。​​​​​​​

大手とベンチャー、どちらか悩んでいるアナタはこちらをチェック!

第二新卒に人気の業界・職種は?

第二新卒に人気の業界・職種は?

第二新卒に人気の仕事とはどのようなものなのでしょうか?

業界や職種としては

  • 外資系企業
  • 広告業界
  • マーケティング職

などがあります。それぞれの業界・職種に転職を成功させるための秘訣を、以下にまとめましたのでご参照ください。

マーケティング業界

 

華やかなイメージがあるため、第二新卒から人気のあるマーケティング業界。

第二新卒がマーケティング職への転職を成功させるポイントは、デジタルマーケティング職にしぼって応募することです。

ネット社会の発達を受け、SNSやインターネット広告を使ったデジタルマーケティング職への需要が急増しています

逆に、今まで主流だった紙媒体の広告の市場は縮小に転じています。

第二新卒世代は上の世代よりSNS慣れしているためこの職種と親和性が高いといえます。

業界特化の志望動機の作成や転職エージェントを使用し、このチャンスをものにしましょう。

第二新卒のマーケティング転職、成功の秘訣はコチラ

広告業界

 

マーケティング同様、華やかなイメージがあるため広告業界も人気です。

どうしても広告業界に入りたければ、

インターネット広告関連の企業の営業職に応募するのが、転職成功の近道です。

前項同様に広告業界でもインターネット広告が急速に伸びています。

営業職であれば他の職種と比べて未経験でも採用されやすいことも理由です。ただ、デザイナーやコピーライターなどの専門職の場合、一定のスキルが求められます。

デザインの専門学校に通うなどしてスキルを身につけたり、実績を記したポートフォリオを用意したりといった方法が必要です。

いずれにしても、広告業界は超人気の業界ですから、転職するためにはとてつもなく高い倍率のなか、突破しなくてはなりません。 第二新卒の広告転職ノウハウはコチラ

外資系企業

 

外資系企業は年収が高いイメージがあり、キャリアアップを目指す第二新卒から人気を博しています。

ただ実力主義で成果が求められるため、優秀な人と見なされないと採用されるのは難しいです。 

外資系企業の選考に就職を成功させるには、以下の3つの能力が必要です。

  • 語学力
  • ロジカルシンキング
  • 積極性

この他に転職先でも通用するスキルを持っているのが望ましいでしょう。外資系企業では社員を一から教育する文化がなく、即戦力が求められるためです。

たとえば、外資系ITでシステム構築に携わりたいのなら、プログラミングスキルを身につけておくのが望ましいです。

さらに、外資系コンサルでは顧客を納得させる交渉スキルが求められるので、リーダーシップが求められます。

第二新卒から外資系への転職は可能?成功の秘訣を詳しく知りたい方はコチラ

未経験の業界・職種にも転職可能?

未経験の業界・職種にも転職可能?

第二新卒で未経験の業界・職種に応募可能なのか、疑問を抱いている方は多いでしょう。

結論からいうと、第二新卒は未経験の業界・職種に転職する大きなチャンスです。

年齢が若いため、現状スキルや経験はなくても、しっかりと学べばすぐ他の人にも追いつくだろうと期待されるためです。 

そして未経験への転職を成功させるためには、志望動機が重要です。

「なぜ未経験からこの業界を選んだのか」「その業界の中でもなぜこの企業を選んだのか」という点まで伝えましょう。 

また、未経験だからスキルがなくても仕方ないと諦めてはいけません。

パソコンスキルやコミュニケーションスキルなど、どの業界でも役立つ汎用的なスキルを備えていることをアピールしてください。

第二新卒は未経験職種にチャレンジできる?ポイントを詳しく知りたい方はコチラ

女性でも転職しやすい?

女性でも転職しやすい?

第二新卒の転職しやすさは、男女どちらも変わりません。

ただ、女性の場合、将来のキャリアプランを明確にすることが大事です。

女性はどうしても出産や育児などで職場を離れるリスクが存在します。せっかく戦力になると思って採用したのに「子供ができたから」と退職されると、企業としては困ってしまいます。

そのため第二新卒の女性に対して、企業は「すぐ辞めないだろうか」という点を、男性以上にチェックすのです。

企業からこの不安を取り除くことができるよう、将来のキャリアプランをしっかりと考えていることをアピールしましょう。 

また、女性の場合、働きやすい企業に就職するのが、長く勤務するためには大切。

働きやすい企業を選ぶためのポイントとして、以下の事項があります。

  • 柔軟な労働環境が整っているか
  • 産休、育休制度は整えられているか
  • 育児経験のある女性比率
  • 結婚や出産による離職率
  • 正社員以外の働き方は存在するか
  • リモートワークや時短勤務など柔軟な働き方は存在するか
  • 家族手当は支給されるのか
  • 女性の管理職の割合
  • 長時間労働の有無

第二新卒の転職を成功させるには?

第二新卒の転職を成功させるには?

最後に、第二新卒が転職を成功させるための注意点をまとめてご紹介します。

成功のポイント

第二新卒が、転職を成功させるためのポイントは以下の3つです。

  • 転職の動機が明確
  • 退職するのは転職先が決まった後にする
    • 他人の意見を素直に聞き入れる
転職の動機が明確
転職の動機が明確であれば意欲的に転職活動をおこなえます。また、条件の合う企業を見つけやすいです。 全ての面で優れた会社などそうそう見つかりません。
自分の中で絶対に譲れない条件を決め、その限定された条件を満たす企業を見つけるのが現実的な選択でしょう。
退職するのは転職先が決まった後にする
先に辞めてしまうと金銭面や精神的な不安から焦りが生じ、結局希望の条件に満たない企業で妥協してしまうケースが多いです。
多くの貯金があるならまだよいですが、生活費もままならない状況で辞めてから転職活動をはじめるのはあまりにもリスキーです。
在職中だと面接の時間が取れないことを心配する方もいますが、転職エージェントを利用すれば、企業との日程調整手続きを代行してくれますよ。
他人の意見を素直に聞き入れる
自分では向いていると思った仕事でも、他人から見たら「向いてないな」と感じるケースもあります。
自分だけの主観的な意見より、第三者の客観的な意見のほうが正しいことも多いです。あまり自分の意見に意固地にならず、素直に他人の声に耳を傾けましょう。

第二新卒の転職成功例5選&ポイント解説はコチラ

失敗から学ぶことも大事

失敗する考え方の傾向として、その場しのぎ、感情を優先して辞職するケースが目立ちます。 具体的には、

  • 後先を考えずに辞める
  • 自分の希望を明確にしないまま退職
  • 転職市場や入りたい企業に対して知識がないまま退職

といったケースが存在します。

失敗しない為にはどうしたらいい?パターンを解説!

まとめ

まとめ

今回の記事では第二新卒の転職を成功させるための情報を紹介しました。

最後まで読んだあなたは、転職を成功させるために、自分がどのような行動をすべきか、具体的なイメージが出来るようになったのではないでしょうか?

ご紹介した内容を活用し、理想の転職先への内定を獲得できるよう頑張ってください。

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小野進一

小野進一

この記事を監修した人 小野進一 株式会社ホールハート CEO

大学卒業後、大手クレジット会社、日本最大手の企業信用調査会社を経て宣伝会議へ転職。同グループ内で人材紹介会社の創業社長、宣伝会議取締役を経て、2008年ホールハート創業。広告業界に強力な人脈を持ち、2万人以上の求職者支援の実績。これまでのキャリアを活かした他業界への転職支援実績も豊富。人材業界20年の大ベテランで、裏表のない人懐っこい性格からファンも多い。圧倒的な経験と情報量を裏打ちとした、「人」と「人」を繋げるマッチングが持ち味。一般社団法人マーケターキャリア理事を務めている。 受賞 第7回 日本ヘッドハンター大賞(2014年度) 広告 部門 MVP 第8回 日本ヘッドハンター大賞(2015年度) 広告 部門 MVP DODA Valuable Partner 2018 BEST CONSULTANT賞

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