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転職ノウハウ

by小野進一 小野進一

第二新卒が広告業界へ転職するためのノウハウを解説!

広告業界は転職先として非常に人気の業界。第二新卒が広告業界への転職を目指すケースも多いです。しかし、倍率が高いこともあり、成功率はそれほど高くありません。

第二新卒が広告業界への転職を成功させるためには、業界の特徴を考慮し、しっかりと戦略を練ることが大切です。

この記事では、広告業界を目指す第二新卒のかた向けにノウハウを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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第二新卒が広告転職で失敗する原因

​​​​​​​第二新卒が広告転職で失敗する原因

成功のコツを見つけるためには、失敗した原因を分析するのが効果的です。まずは、第二新卒が広告業界への転職を失敗してしまう原因を紹介します。

未経験でも大丈夫だろうという慢心

「第二新卒だから未経験でも大丈夫だろう」と甘く見て、ろくに準備もしないまま、面接に臨むと失敗する確率が高まります。

確かに、第二新卒は若いことを理由に未経験可の求人が沢山あります。広告業界でも営業職を中心に第二新卒・未経験歓迎とうたっている求人は少なくありません。

しかし、基本的に広告業界は未経験からの転職が難しいとされている業界です。第二新卒といえども、採用されたら即戦力レベルの活躍が求められるためです。

こうした事情を知らずに高をくくっていると、面接で業務内容など突っ込んだ質問をされた時にうまく答えることができず、不採用になってしまいます。

熱量優先のアピール

「どうしても広告業界の仕事がしてみたい」と意欲や熱意を強調する人も、広告業界への転職が失敗する可能性が高いです。

第二新卒の転職では能力よりもやる気が求められるのは確かなのですが、広告業界は人気の業界なので、意欲をアピールするだけでは他の応募者との差がつきません

採用担当者は、あなたのやる気より「採用したらどんなメリットがあるか」「うちの会社でどういった能力を発揮してくれるのか」という点を知りたがっています。

広告業界や近しい業界・職種での経験があるのが望ましいですが、ない場合でも広告業界への適性を備えていることをアピールする必要があります。

志望動機があいまい

広告業界に限った話ではありませんが、志望動機があいまいなものだと不採用になる可能性が高いです。

例えば、「広告業界に興味がある」ことだけを伝えるのでは、志望動機として弱いでしょう。

なぜなら、第二新卒は前職での勤務経験が短いですから、志望動機があいまいだと「またすぐ辞めてしまうのでは?」との懸念をもたれてしまうのです。

そのため、志望動機は「なぜ広告業界を選んだのか」という点も分かるように、構成を組み立てる必要があります。

また、「なぜその企業を選んだのか」も伝える必要があるので、注意が必要です。

業界・仕事研究を徹底的に行うべし

業界・仕事研究を徹底的に行うべし

前章で失敗した原因を1つずつ解説してきましたが、広告業界の特徴をきちんと把握していないことが失敗した根本的な原因だといえます。

そのためまずは、広告業界へ転職したい第二新卒の方は徹底的な業界・仕事研究を行わなければなりません。

以下に、簡単に業界の特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

マスメディアからインターネットへ

まずは業界全体の大きな流れをご紹介します。

今まで主流だったテレビや新聞などのマスメディアの需要を、インターネット広告(デジタル広告)が上回ろうとしています。

博報堂や電通などの広告代理店大手もインターネット広告に力を入れはじめ、これらの領域を専門的に扱う会社も次々と設立されています。

インターネット広告はまだまだ未成熟な分野のため、未経験の人材でも活躍しやすい領域だといえるでしょう。

広告業界の職種は大きく分けて3つ

業界全体の特徴を把握できたら、次は広告業界にはどんな職種があるのか把握しましょう。

広告業界の職種は大きく分けて

  • 企画
  • 営業
  • クリエイティブ

の3つに分類されます。

企画

クライアントから宣伝を依頼された商品やサービスに関して、市場の調査や分析を行い、問題の特定や現状の把握に努める仕事です。

いわば広告制作における「ブレーン」としての役割を果たすため、正確な情報収集力や効果的な仮説構築力が求められます。

戦略の立案だけでなく、広告を打ち出した後の効果の検証も業務の範囲内に含まれます。

営業

営業をかけたりヒアリングを実施したりと、クライアントとの窓口の役割を担う仕事です。広告代理店では、メディア枠を持つ各メディアとの窓口も担当します。

また、予算やスケジュール管理も行い、広告全体に幅広く関わります。

プロジェクトにおいてかなり重要な立場となり、前に出る場合も多いため、華々しい広告業界の中でも「花形」のパートだと考えられています。

その分、労働時間が長くなりがちで業務外の付き合いにも顔を出す必要があるため、ハードワークになりやすいです。

広告営業は、クライアントと友好的な関係を築く必要があり社内の多くの関係者とも協力して業務を進めていくことになるので、コミュニケーション力が求められます。

<広告業界の営業職についてもっと知りたい方はこちら>

クリエイティブ

クリエイティブ部門は、実際に広告制作を担う仕事です。

広告の言葉を考える「コピーライター」や、デザインを考える「デザイナー」、広告制作の総括を担当する「クリエイティブディレクター」など様々な職種が存在します。

クリエイティブ部門は個人の専門性が必要とされますから、未経験だとかなり厳しいと言わざるを得ません。

Photoshopやillustratorなど制作ソフトに習熟している必要もあるでしょう。

個人のクリエイティブな力はもちろんのこと、顧客のコンセプトやブランドイメージを把握する理解力が求められます。

<広告業界のクリエイティブ職についてもっと知りたい方はこちら>

【広告業界の職種】グラフィックデザイナーの仕事内容と年収、転職事情

【コピーライター】心をつかむフレーズを、練って練って練りまくる!

広告業界に求められる能力

最後に、広告業界に求められる能力を紹介します。まず必須なのは「クリエイティブ性」です。

これは営業職や企画職など、広告制作を担当する部署以外のポジションでも求められます。

広告制作という無から有を生み出す仕事では、関係する全員が協力して各々の独創性を発揮する必要があるのです。

また、商品やサービスが売れるようにするため広告を制作するのですから、世の中が何を求めているのか、トレンドに敏感である必要があります。

普段から様々な情報に触れ、アンテナを張り続けられる人が向いているでしょう。

あとはクライアントありきの仕事ですから、コミュニケーション力や、納期などを守る計画性は確実に備えておくべきスキルだと言えます。

広告業界で第二新卒が就職しやすいのは?

広告業界で第二新卒が就職しやすいのは?

以上の分析により、広告業界には以下のような特徴があることをご理解いただけたかと思います。

  • インターネット広告が伸びている=人材の需要が増加中
  • クリエイティブ職は実務経験やスキルが求められる

このことから、広告業界未経験者が多い第二新卒が転職を成功させるためには、次の方法が有効だと考えられます。

デジタル広告関連の営業職がお勧め

人材の需要が増加しつつあるインターネット広告関連企業の求人に応募するのがオススメです。また傾向として、応募する職種は「営業職」が入りやすいです。

なぜなら、営業職であればクリエイティブ職のように専門的なスキルが必要ありません。

さらに企画職の場合も、市場の分析や有効な仮説の構築などを行うため、クリエイティブ職ほどではありませんが、経験やスキルが求められます。

そして、そもそも営業という仕事自体がどの業界に限らず、未経験からでも入りやすい仕事です。

それらの理由から、未経験から広告業界を目指すのであれば、営業の仕事が最適といえます。特に無形商材の法人営業の経験があれば重宝されるでしょう。

実際に転職する2つの方法

まとめ

上述した通り、第二新卒が広告業界へ転職を成功させるためには、インターネット広告関連の会社の営業職に応募するのがオススメです。

しかし、こうした求人はどのように見つけたらよいのでしょうか。また、採用されるためにはどうすべきなのでしょうか?

ここでは、インターネット広告関連の求人の営業職に転職する方法をご紹介します。

契約社員として入社

広告業界はどうしても経験者が優遇されますから、営業も未経験という状況の場合、いきなり正社員として入社するのは厳しいかもしれません。

そんな時は契約社員として入社し、経験を積むことも可能です。たとえば、営業アシスタントを契約社員で募集している企業も存在するのです。

アシスタントなら責任は軽い状態で、広告業界の経験を積むことができます。

注意点としては、正社員登用制度が備わっている企業に応募することです。こうすれば、同じ会社にいながらキャリアアップすることが可能となるためです。

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用するメリットは以下の2点です。

  • 希望の求人が見つけやすい
  • 受かる志望動機を考えてくれる

転職エージェントに登録し、キャリアコンサルタントに希望の条件を伝えれば、あなたにあった仕事を選んでくれるため、自分で求人を探す手間が省けます。

また、応募書類の添削や面接対策も実施しているため、志望動機も見てもらえます。

蓄積したノウハウを駆使し、あなたの希望企業に受かりやすい志望動機を考えてくれることでしょう。

大手とIT業界に特化したエージェントを両方利用したほうが、求人の幅も広がり専門的なサポートが受けられるため、オススメです。

デジタル広告業界に興味のある方はご相談ください!

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ネット広告の関連知識を勉強する

未経験であれば、インターネット広告に関連する知識を身につけておくに越したことはありません。

例えば、以下の知識は転職の際にアピールできるでしょう。

  • EOやSNS運用などマーケティング関連の知識
  • Googleアナリティクスなどの分析ツールの使い方
  • Photoshopなどのデザインソフトの使い方

ツールやソフトの使い方を覚えるためには、実際に自分で使ってみるのが一番です。

自分のブログが検索1位になった」「Twitterでフォロワー1,000人を達成した」など実績のようなものがあれば、選考の過程でアピールしても面白いでしょう。

まとめ

まとめ

第二新卒が広告業界に転職するためにはどうしたら良いのかを中心に説明してきました。

広告業界はインターネット広告が急速に伸びており、営業の仕事なら未経験でもやりやすいので、インターネット広告関連の企業の営業職に応募するのが、転職成功の近道です。

とはいえ、これは広告業界に入ることを第一に考えた、職種を問わない方法。例えば「どうしてもデザイナーとして転職したい」と考えるならスキルが求められます。

そのため、デザインの専門学校に通うなどして身に着け、その証明としてのポートフォリオを用意するといった別の方法が必要になります。

いずれにしても、広告業界は超人気の業界ですから、転職するためには狭き門をくぐり抜けなければなりません。

そのためには、契約社員やアシスタントとして入社するのも手段の1つです。

そしてぜひ、転職エージェントを利用し、採用担当者に刺さる志望動機を作成して効果的にアピールしてください。

皆さんがこの記事を読んで広告業界への転職を成功して頂けると、非常に嬉しいです。

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小野進一

小野進一

この記事を監修した人 小野進一 株式会社ホールハート CEO

大学卒業後、大手クレジット会社、日本最大手の企業信用調査会社を経て宣伝会議へ転職。同グループ内で人材紹介会社の創業社長、宣伝会議取締役を経て、2008年ホールハート創業。広告業界に強力な人脈を持ち、2万人以上の求職者支援の実績。これまでのキャリアを活かした他業界への転職支援実績も豊富。人材業界20年の大ベテランで、裏表のない人懐っこい性格からファンも多い。圧倒的な経験と情報量を裏打ちとした、「人」と「人」を繋げるマッチングが持ち味。一般社団法人マーケターキャリア理事を務めている。 受賞 第7回 日本ヘッドハンター大賞(2014年度) 広告 部門 MVP 第8回 日本ヘッドハンター大賞(2015年度) 広告 部門 MVP DODA Valuable Partner 2018 BEST CONSULTANT賞

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