byプロテンMZ編集部
転職を繰り返す40代ジョブホッパーの5つの成功習慣

なかなか理想の会社と出会うことができずに転職を繰り返している人は、そもそも転職が難しくなる傾向があります。
その一方で、転職をキャリアアップにして成功している40代の人の姿も見られます。両者を分ける分岐点はどこにあるのでしょうか。
ここでは、転職を成功させているジョブホッパーの成功習慣について紹介します。
≫≫広告・IT/Web業界に強い「プロの転職」の無料登録はこちら≪≪
目次
ジョブホッパーとは何?
転職を何度も繰り返すことを「ジョブホッピング」といい、転職を繰り返す人は「ジョブホッパー」と呼ばれます。
ジョブホッパーとは、半年や1年未満などの短期間で転職を繰り返し、転職回数が多い人のことを指します。
具体的に転職の回数についての明確な定義はなく、4〜5回程度転職している人が対象とされることが多いようです。
日本では転職することに関してあまりいい印象を持たれず、転職をするたびに採用担当者から敬遠されたり、給与が減ったりする傾向があります。
一方で、欧米では転職回数が多い人はキャリアを形成している人物とみなされ、転職回数の多いことがマイナスに働くことは少ないでしょう。
ジョブホッパーになる理由
ジョブホッパーになる理由は人それぞれですが、収入や福利厚生、残業の多さなどの就業環境などに不満を抱えている人が多いようです。
そのため、働きやすい、給与の高い職場を求めて転職を繰り返す人が多いのです。
今の仕事を続けていくことへの不安や、本当にやりたい仕事を見つけたいなど、キャリアアップを目指しての転職を考える人も少なくありません。
また、本人や家族の病気やケガ、家庭環境の変化などで地元に帰らざるをえなくなったことなども転職の理由となりえます。
中には、職場の人間関係に悩んだ末に仕方なく転職をする人や、転職をすることで問題がすべて解決すると期待しすぎる人の姿も見られます。
ジョブホッパーに対する企業側が抱きがちな印象
日本では長い間終身雇用制度が採用されていたため、一つの会社に長く勤めれば勤めるほど良いとされる風潮があり、「石の上にも三年」といったことわざがあるくらいです。
そのため、短期間で転職を繰り返すジョブホッパーに対する企業の印象はあまり良くないという傾向があります。
ジョブホッパーは忍耐力や計画性がなく、スキルやコミュニケーション力が身についていないというイメージを企業に持たれやすいのが特徴です。
また、転職を繰り返す人を採用してもまたすぐにやめてしまう可能性があるというリスクがあるため、中には募集条件で転職回数の上限を設けている会社もあります。
家庭の事情などでどうしても辞めざるをえない場合もありますが、企業としては本人に何らかの問題があるのではないかと考えてしまうのです。
しかし、その一方で、自分たちの会社でこれから活躍してくれればいいと期待を込めて採用する担当者も増えてきました。
さまざまな職場環境で働いた経験を活かして会社に貢献する、短期間で業務を覚える、職場に早く馴染むことができるなどが期待されているといえます。
さらに、欧米では転職によるキャリアアップは一般的で、むしろ一つの会社に長く在籍している人のほうが向上心がないとみなされるといったケースもあります。
ジョブホッパーの成功習慣
成功習慣(1)自分の経験を棚卸しする
ただ転職をやみくもに繰り返すジョブホッパーの場合、採用された会社と自分との間にミスマッチが起きている可能性があります。
転職を成功させるためには、自分がいきいきと仕事ができる会社や仕事を探すことがポイントです。そのために必要となるのが、自分の経験の棚卸し。
特に、40代ともなると、転職に有利になる経歴を自身が忘れているという可能性もあります。
転職を考える際には、まず一度自分の経歴を洗い出し、転職の強みになるポイントを拾い集めてみることがおすすめです。
棚卸しのポイントとしては、できる限り具体的に行うことが大切です。経験してきた業務内容をすべて洗い出し、どんなに細かい業務であっても箇条書きにして書き出してみるといいでしょう。
自分では小さなことに思えたことでも、会社にとっては大きく貢献していたということもあるはずです。可視化することで自分の経験値を改めて認識することができます。
成功習慣(2)転職の目的を明確にする
転職にはさまざまな理由がありますが、転職する目的は何かを明確にすることで、転職を成功させやすいという傾向があります。
ただ自分に合わない会社だからといって闇雲に転職先を探しても、結局はうまくいかず無駄に転職回数だけが増えてしまうでしょう。
自分はなぜ転職したいのか、給与が不満であればいくらくらいが希望なのかなど、転職の目的を具体化することが必要です。
そのためには、とりあえずネガティブな理由も含めて転職理由を洗い出してみましょう。ここで大切なのは、ネガティブな転職理由をポジティブなものに転換することです。
いつまでも現在の会社の不平不満をダラダラといっていても、転職先の担当者に魅力ある人としてアピールすることはできませんね。
たとえば、仕事内容に不満があって転職を考えている場合は、自分がどんな仕事ならやりがいを感じることができるかだけでなく、「転職先の会社で自分はどのように貢献できるか」といった視点を持って転職活動に臨むと良いでしょう。
採用担当者にぜひ一緒に働きたいと思ってもらえるような志望動機が必要となります。
成功習慣(3)転職はスピードを心がける
40代の転職を成功させる要素の一つがスピードです。
日本では、年齢が高くなればなるほど採用されにくくなるという傾向があるため、気になる求人があったらすぐに応募できるよう準備をしておきましょう。
スピード感を持って転職活動をすることで、少しでも早く理想の会社に就職できる可能性が高まります。
転職活動にスピード感を持って臨むと、必然的に行動量が増え、それに伴い活動の質を上げることも可能です。そうすることで、より自分に合った転職先を見つけやすくなるはずです。
成功習慣(4)経験から学ぶ
日本ではマイナスのイメージを持たれがちのジョブホッパーですが、40代ともなるとその経験値に注目したいものです。
これまでにいくつかの企業で働いた経験を持ち、それぞれの企業文化を理解してスキルを身につけてきたからこそアピールできる強みがあるはず。
この強みは転職先の企業にとっても刺激となり、もしかしたら社内の停滞した空気を改善する原動力となるかもしれません。
これまでにどのような経験をしてきたかを、反省点も踏まえて改めて紙に書き出してみましょう。
ジョブホッパーとして転職を繰り返してきた原因を掘り下げ、その原因は自分にあったのか、それとも職場環境によるものだったのかなどを整理してみることは大切です。
掘り下げたものを次の転職に活かすことができれば、その転職は成功だったといえるでしょう。
成功習慣(5)人脈を広げる
ビジネスの世界では人脈は武器となり、多ければ多いに越したことはありません。
一緒にいいものを作り上げることができる人や、困ったときに助けてくれる人など、業界が違っても人脈が多いことで助けられる場面は多くあります。
転職の多いジョブホッパーであれば、転職先で良好な人間関係を築くことで、転職ごとに人脈を広げていくことができます。
まとめ:漫然と行動しない!転職で自分の価値を上げよう
転職は人生における大きな転機となります。
目的もなく転職を繰り返しているようでは企業へ良い印象を与えることはできませんが、成功習慣を身につけることでキャリアアップやスキルアップをすることは十分に可能です。
自分の経験をきちんと棚卸しし、目的を持って行動することで、転職成功の可能性は高まります。
転職が成功体験となれば自分の価値を高めることにつながり、どんどんキャリアアップをしていくことが可能です。
この記事を読んだ方におすすめ
広告/マーケティング・IT業界の転職支援に強いエージェントサービス「プロの転職(旧:シンアド転職エージェント)」では、キャリアの志向性や実現したいことなどを丁寧にヒアリングさせていただいた上での「一分の一」のマッチングを目指してご提案しております。
<プロの転職が選ばれる3つの理由>
1.10年以上続く業界特化型サービスで、社長、役員クラスとの強いパイプを保有。他にはない良質・限定案件やオープンポジションが多数。
2.対応するコンサルタントは、豊富な業界経験を持つプロフェッショナル。業務レベルであなたを理解しポテンシャルを提案できるため、条件交渉も強い!
3.ただ提案するだけでは終わらない。面接同席やレジュメ添削など、あなたの大切な転職活動を徹底フォロー!
<こんな方におすすめです>
- 専門性が高く業界に特化した担当者に相談したい
- マッチング精度重視。本当に魅力を感じる企業にだけ応募したい
- 適切な意思決定をするために、スピード感も大事
- 転職した後のキャリア・年収レンジまで考えた提案が欲しい
- いま転職するのは正しいのか?メリット・デメリット両方提示してほしい
業界経験豊富なコンサルタントが、無料であなたにあった求人をご提案いたします。広告/マーケティング・IT業界での転職をご検討なら、まずは「プロの転職」にご相談ください。
キャリアのご相談はこちらから(無料登録)
関連記事
-
【徹底解説】コミュニケーションプランナーってどんな仕事?転職するには?年収は?
2018.12.25 業界ナレッジ
2018.12.25 業界ナレッジ
-
【20代限定】未経験で広告業界へ転職したい人が絶対にやるべき準備とは?
2019.04.09 転職ノウハウ
2019.04.09 転職ノウハウ
-
【徹底解説】広告運用トレーダーってどんな仕事?転職するには?年収は?
2018.12.25 業界ナレッジ
2018.12.25 業界ナレッジ
-
【徹底解説】デジタルマーケターってどんな仕事?転職するには?年収は?
2018.12.27 業界ナレッジ
2018.12.27 業界ナレッジ
-
ベンチャー転職でよく見かけるストックオプションってなに?
2020.01.18 転職ノウハウ
2020.01.18 転職ノウハウ