byプロテンMZ編集部
【徹底解説】コミュニケーションプランナーってどんな仕事?転職するには?年収は?
現在需要が高まっているコミュニケーションプランナーのお仕事ですが、具体的な内容はいったいどんな業務内容なのか、転職するにはどんなスキルが必要になるのか、資格は必要なのか、平均年収はどのくらいなのかについて、詳しくご紹介していきます。
「コミュニケーションプランナーになりたい」と思っている方、転職を考えている方は、是非参考にしてみてください。
目次
コミュニケーションプランナーとは?いったいどんな仕事?
昨今マーケティングや他の業種でも求人が出ているコミュニケーションプランナーという仕事ですが、いったいどんな仕事なのでしょうか。
コミュニケーションプランナーとは、どんな仕事をするのかを一言で表すと「クライアントの課題解決のために、最適なコミュニケーションを企画し、提案する仕事」といえます。
つまり、課題解決からコミュニケーション手法を確立し、企画達成を行うということです。
この仕事は、クライアントの業種にあわせて業務を行う必要があるのでクライアントの業種や業務に関する知識が必要になります。
コミュニケーションプランナーの具体的な業務内容は?
業種によって違いはありますが、コミュニケーションプランナーの基本的な業務内容は「自社やクライアントへの新しいサービスをつくっていくこと」を目標にしているので、その目標を達成するまでのプロセスが業務内容になってきます。
プロセスを簡単に説明するとこの5段階になります。
- 項目調査
- 課題の洗い出し
- 課題解決のためのプランニング
- サービスの提案
- サービスの実現・達成
具体的にそれぞれの段階について説明していきます。
調査
まず、クライアントや自社など、解決したいものに関する調査結果や市場のデータを活用し、マーケティング戦略やプロモーション戦略を立案する業務を行います。
課題解決のためのプランニング
次に、「課題解決のためのプランニング」をしてクライアントが共有するマーケティング課題の解決策を見つけ出します。
調査結果から、クライアントが共通して抱えている課題や不満についてまとめるのです。
サービスの提案
前段階の課題解決を達成するためにプランニングを行います。
この際、新しいクライアントへのコミュニケーション手法を確立することが特に求められるのがコミュニケーションプランナーの大きな特徴といえるでしょう。
「サービスの提案」ではクライアントや自社のチームに対してプランニングしたことを提案し、最終段階である「サービスの実現・達成」につなげます。
新しいことをプランニングした場合、自分の会社独自の機能・サービスへ作りあげることにかかわる可能性もあります。
調査からプランの提案、実現まで広い業務を行えるということは、責任が重く大変な仕事でもありますが、それと同時にやりがいのある仕事であるとも言えるでしょう。
他にはない、新しいプランを作り上げることが出来ることもこの仕事の魅力のひとつです。
コミュニケーションプランナーになるために必要なスキルは?
コミュニケーションプランナーは調査分析をする仕事なので、やはりマーケティングの知識があることが望ましいです。また、事業会社などでのプランニング経験がある人が好ましいです。
自ら企画書を作成するスキルや経験のある方はその点が強みになりますので、その点を転職の面接の際にはアピールすると良いでしょう。
マーケティング業界に前職で勤めていなかった人も、「この業務・企画においてプランニングの業務にかかわった」などと具体的な企画に関することをアピールできると良いでしょう。
実際に調査を行う際にはパソコンを使いますので、ITに関する知識も必要になります。
大規模データ処理や、データベースに関する知識、プログラミングなどができると業務をスムーズに行うことが出来るでしょう。統計に関する知識なども、あったほうがより良いといえます。
ここでいう統計に関する知識とは実践的なものを指しますので、データ解析手法の理解でしたり、データ解析ソフトウェアが使えるなど即戦力につながるようなスキルがあることが望ましいです。
「プランを提案・達成」という視点を考えると、コンサルティング的な視点が必要な場合が考えられます。
コンサルティング的な視点として具体的に必要とされるものとしては、コミュニケーション能力、業種に関する基礎的な知識、ロジカルシンキングなどがあるでしょう。
コミュニケーション能力に関しては特に「コミュニケーションプランナー」と言う名前だけあり、特に業務を行う上で必要な知識になります。
プランの達成をチーム単位で行うこともありますので同じチームの仲間との協力も求められることがあります。
業種に関する基礎的な知識に関しては、問題の本質を発見し、見極めていくために特に必要なスキルになっていきます。
また相手の立場になってクライアントなどとの話を進めていくためにも必要になるスキルといえます。 ロジカルシンキングに関しては、思考プロセスの話になりますので普段から意識しておく必要があります。
複雑に絡んだ問題を、分解して整理することで、問題への理解を深めることが出来ます。そして収集したデータや情報を元に結論を導くのです。
これはコミュニケーションプランナーだけでなくさまざまな場面でも求められることがありますし、意識をすることでこの思考を鍛えることも可能です。
転職を行う際、採用担当者は以上のようなことを見ている可能性があります。効果的にアピールできるよう、ご自身のアピールポイントをまとめてみましょう。
コミュニケーションプランナーに転職するのに資格は必要?
コミュニケーションプランナーに転職するために、特別な資格は特に必要ありません。
ただ、マーケティングの業種などは関連する資格などがあり、同じ転職を希望している方の中にはそういったものを取得している方もいますので「将来的に取得したい」と考えている方や「この機会に取得してみよう」と思っている方は、取得しておくと、転職の際に面接などでアピールにつながる可能性が高まります。
マーケティングに関する資格とは、例えば「マーケティング・ビジネス実務検定」「マーケティング検定」「JRAマーケティング検定」などがあります。
また、「WEBマーケティング」など特定の業種を希望している方は「Webアナリスト検定」など、業種に特化した資格もありますので以上のような資格を取得してみるのもお勧めです。
また、マーケティングを実際に行うのに必要な知識として、「高度なデータ構造や数値に基づくマーケティングを目指したい」といったときに役立つ資格もあります。
例えば「統計検定」や、「データ分析士」、「ウェブ解析士」などがあります。コンサルティング的視点で考えるならば経営者の方とも時には話す可能性もあるでしょう。
そんなときに関連する知識を持っているとこれも強みになります。具体的な例としては「ビジネスマネジャー検定」などがあります。
この資格は「チームとして」仕事の成果を出すために必要な知識を問うものですので、チームで企画やプランニングを行う可能性があるのであればお勧めの資格となっています。
どの資格も必ず必要な資格ではありませんが、やはり実際に仕事を行う時には知識は求められるものです。
転職の際、面接官に「自分は知識や技術を持っている」という証明をするためにも、時間に余裕がある方は資格の取得を検討してみてくださいね。
コミュニケーションプランナーの平均的な年収は?
コミュニケーションプランナーの平均年収は300万円~500万円で推移しているようです。また、「残業を含むか」などによっても年収の表示金額は変わってきます。
そのため自分の働き方にあったものを求人の詳細を是非みてみましょう。 その他内容や年齢、経験によって年収に幅があるものです。
そのためご自身が調べて実際に「この仕事にしよう!」と決めた際には、応募の際に具体的な条件なども聞いてみると良いでしょう。
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