by野崎大輔
【徹底解説】WEBコンサルタントってどんな仕事?必要スキル、年収、転職事情

広告業界のさまざまな職種を解説するシリーズ、今回はPDCAの設計や企画立案、課題解決のための施策を立て実行する「WEBコンサルタント」について。
企業によっては営業と兼ねているケースもあるようですが、いったいどのような仕事なのでしょうか。仕事内容や必要なスキル、年収、転職事情について見ていきましょう。
目次
WEBコンサルタントの仕事内容
一般的には「WEBコンサルタント」といわれる職種ですが、コンサルタントと営業を兼任していることもあり、「コンサルタント」のとらえ方は企業によってさまざま。
そこで今回は、一般的な「WEBコンサルタント」について解説します。 営業が獲得した案件を実際に動かすのがコンサルタントの仕事。
営業が新規営業やフロントの受発注、数字の管理を主に行うのに対し、既存の案件のアップセルや改善を行うのがコンサルタントです。PDCAの設計や企画立案、課題解決のための施策を立て実行します。
営業とコンサルタントを分業している会社は、両者が一緒にクライアント先に訪問し、実際に運用が始まったらコンサルタントがクライアントと直接やり取りをします。
企業の考え方にもよるため一概には言えませんが、規模が大きく人数も多い企業では、営業とコンサルタントを分業しているケースが比較的多く見られ、小規模な企業の場合は兼任して「自分で案件を獲得して自分で運用する」ということが多いようです。
デジタルエージェンシーのWEBコンサルタントの年収
営業と同様、20代から大きな仕事を任されて活躍しているケースが多いため、その分年収も他業種に比べて比較的高いと言えるでしょう。
営業と比較した場合、コンサルタントの方が少しだけ高いケースもあるようですが、新規営業に力を入れている企業なのか、運用に力を入れている企業なのかによっても差があります。
一定の目安は以下の通りです。
25歳から29歳で年収300~600万円、30~35歳で年収500~800万円、35歳以降で600~1000万円以上となります。
30代後半に入ると年収1000万円超え、いわゆる1000万プレイヤーがではじめます。
WEBコンサルタントに向いている人は?
社内で数字と向き合いながら集中して業務を行うことが多い職種なので、数値管理ができる人、また数字と向き合うことが好きな人が向いています。
さらには、物事を俯瞰して見ることができる、課題発見能力が高く、ロジカルな考え方ができるとなお良いでしょう。
また、業界全体の平均年齢が比較的若いため、早い段階で裁量権を持たされ、やりがいを持って取り組める仕事である分、労働時間も長くなりがち。
能力だけでなく、体力や気力も必要な仕事であることは間違いありません。
また、フロントに立つ仕事ではないものの、プレゼンに立ち会ったり、クライアントと直接やり取りをしたりと、社外の人とコミュニケーションをとる状況は避けられません。
そのため、必然的にコミュニケーション能力も求められます。
WEBコンサルタントに転職するには?
未経験者の場合は、インターネット業界の経験がある場合に限り、28歳くらいまでなら可能です。ただし異業種からの転職は難しいでしょう。
よくあるのは、現在営業の仕事をしている方で、「自分が獲得した仕事のその後の改善まで行いたい」という理由からコンサルタントへの転職を希望するケースです。
このケースのように、インターネット業界の基本を理解できていれさえいれば、転職は可能です。
経験者の場合は、デジタルエージェンシーから現職よりも規模の大きい別のネット系広告代理店や総合広告代理店、さらには事業会社へとキャリアチェンジを果たすケースも多く見られます。
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