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業界ナレッジ

byプロテンMZ編集部 プロテンMZ編集部

ライバル企業との鉢合わせも!?同業交流会の実態とは?

常に様々な業界のビジネスパーソンと一緒に仕事をする広告業界では、交流会が頻繁に開催されています。

ビジネスを前面に押し出した交流会や異業種交流会のほか、広告業界人同士が集まる会もあって、その種類は多岐に及びます。  

こうした会が開かれるのは、メディアミックスやネット統合時代に対応すべく、業種の垣根を越えた人的交流が必要とされているからです。

また、本来ライバルである同業広告人の集まる会が盛んに開かれているのは、興味深い現象と言えるでしょう。ここでは、広告業界周辺の交流会の実際と、その意味合いについて見ていきます。

開催数が最も多く、参加者を大勢集めているのが、ビジネス交流会や異業種交流会です。

参加者の業種を制限せずに、簡単な申し込みと低価格で参加できるタイプが一般的で、仕事の終わった平日の夜にカフェやイベントスペース、居酒屋などを借り切って行なわれています。  

こうした交流会の中に、広告業界に絞り込んだタイプがあります。

「広告業界向け交流会」と称されるほか、「メディア業界」「コミュニケーション業界」「デジタル業界」と銘打たれている場合などあるようです。

開催者によって表現は異なりますが、参加者の業種を見ると、おおむねこれらが広告業界人を対象とした交流会と見ていいでしょう。  

ライバル企業の鉢合わせも!?

参加者は、大手や中小の広告代理店社員を始め、シンクタンク、旅行代理店、出版社、テレビ局、ウェブ制作会社、人材派遣、IT各種事業、新聞社、映画製作などなど、色々な業界にまたがっています。  

必ずしも全員が広告業界の人間ではないのが特徴で、広告代理店のお得意様企業や他業種の宣伝・広報部門の担当者などが、普通に顔を出しています。

名目は同業者向けの会ですが、異業種交流会に近い雰囲気の場合が多いようです。   とはいえ、同じ広告界のライバル企業社員が鉢合わせる事も少なくありません。

しかし、こうした会は各所で毎日のように催され、盛り上がりを見せています。

その理由はいくつかあって、中小の代理店や企業がビジネスパートナーを作りたい、業界の今後の動向を業界人同士で討論しながら考えたい、ライバルの成功事例を参考にしたい、といった事情があげられます。    

同業者交流会に参加する最も大きな理由が、新しいビジネスの発掘

ネットインフラが凄まじい勢いで整備されつつある中、あらゆる業界でIT化が進行しています。広告業界は、その先達といっていい立場でしょう。

先端を行くだけに、誰かの模倣をしているだけでは生き残れず、常に新しいビジネスを開拓しなければならない危機感が広告界を覆っているのです。  

普段はライバルでも、ことIT化に関しては、未知のフロンティアを開拓する同志である。

そんな意味合いから、広告業界向けの交流会は会社の枠を越えて多くの参加者を集め、業界の将来と可能性について熱い議論が交わされているのです。  

このように広告業界向けの交流会は、他業種の人と知り合うのが目的の異業種交流会とは、趣が少々異なる集まりになっています。

一方で、似たタイプで面白い集まりが、ほかにも開催されています。  

ファッションや美容業界の人向けに開かれるのが、エステサロンやヘアサロン、アパレルの販売員やデザイナー、化粧品会社のバイヤー、宝飾品関係者など、多様な職種のビジネスパーソンが集う会です。

独立を考えている人や転職先への伝手を探す人の他、広告業界とビジネスで関わりたい意欲的な参加者が多いので、広告関連からも多数の参加者を得ています。  

学生向けに勉強会を兼ねた交流会も

就職活動をしている大学生向けに、勉強会を兼ねた交流会もあります。広告関連の業界研究をメインにした会は特に盛況で、100人以上の参加者で会場がいっぱいになることがほとんどです。

公式の就職活動では知りえないナマの業界情報を語り合う会なので、オブザーバーや講師として参加する広告人は、熱心な学生たちに囲まれて質問攻めに合うことが珍しくありません。   ほかには、IT企業が顧客を招いて開くミーティングもあげられるでしょう。

細分化が著しいIT業界では、顧客同士に交流の場を提供することも、ビジネス拡大の手法のひとつなのです。

ビジネステーマを定めてディスカッションを行うなど、広告業界の知見が大いに役立つミーティングが行なわれています。  

このように広告人向けの交流会は、ビジネスの新規開拓が強く求められている背景から、関連業界を巻き込んで大いに活性化しています。

ネットを介した各種事業の統合の動きに、広告界は重要な役目を負っていると言えるでしょう。  

各業界が持っているデータや人材の融合、そこから生まれる新しいムーブメント、それらをつなぐ役割を求められている点から、広告・デジタル・メディアなどの業界をまとめて「コミュニケーション事業」と総称する流れも生まれて来ています。

広告ビジネスの将来は、交流会の参加者たちが生み出す、業界の枠を越えたコミュニケーションから作り出されるのかも知れません。

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この記事を監修した人 プロテンMZ編集部

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